こつぶの「なんで?」
こつぶねえ、カイ父さん! 浄水場では、小さなにごりを集めて大きくするんだよね。きれいにしたいのに、どうしてわざわざ大きくするの?
まずは、かんたんに説明



大きくするのは、にごりを取り出しやすくするためだよ。とても小さな土などのつぶは、そのままでは水の中でなかなか沈まないんだ。そこで、凝集剤という薬品を加えて、小さなつぶをくっつきやすくし、かたまりにするんだよ。



あっ! にごりをふやしたいんじゃなくて、ばらばらのつぶを集めたいんだね。



そうだね。こうしてできるかたまりをフロックというんだ。沈みやすいかたまりにして、水と分けるんだよ。
図で見てみよう
大人も「なるほど!」
ろ過は、砂のすき間でこし取るだけじゃない。
実は、沈殿でフロックが全部沈むわけではないんだ。沈まずに残った細かなフロックなどは、そのあとのろ過で取りのぞくよ。
ろ過では、砂のすき間でつぶをとらえるだけでなく、砂のつぶの表面にくっつくことでも、にごりを取りのぞいているんだ。だから、にごりを集まりやすくする凝集は、沈殿だけでなく、ろ過にも役立っているんだよ。



へえ! 沈まなかったにごりも、次のろ過で取りのぞくんだね。砂にくっついて取りのぞかれるものもあるなんて、おもしろい!
こつぶの確認クイズ
第1問 小さなにごりを集めて、大きくするのはどうして?
① にごりを水にとかして、見えなくするため
② 沈みやすいかたまりにして、水と分けるため
③ にごりをふやして、水の色を変えるため
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正解は②。小さなにごりは、そのままでは沈みにくいんだ。集めてフロックにすると、沈めて取りのぞきやすくなるよ。
第2問 フロックを沈めたあとの水は、どうするの?
① そのまま飲み水として使う
② 次のろ過で、残った細かいにごりを取りのぞく
③ もう使えないので、全部すてる
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正解は②。沈殿で取りきれなかった細かなにごりは、そのあとのろ過で取りのぞくよ。水をきれいにするためには、いくつかの工夫を組み合わせているんだね。
だれかに教えたくなるまとめ
今日のたんけんでわかったこと
- とても小さなにごりは、そのままでは沈みにくい。
- 凝集剤で集まりやすくし、フロックにして取り出す。
- 沈殿で取りきれない細かなにごりは、次のろ過で取りのぞく。
「水をきれいにするために、にごりを大きくするんだよ」。その理由も、だれかに教えてみよう!
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参考にした資料
横浜市水道局「凝集沈でんのしくみ」:にごりを集め、フロックとして沈める仕組み。
愛知県「浄水のしくみ(水道)」:凝集・沈殿・ろ過の処理の流れ。
宇都宮市「薬品沈殿池」:凝集剤を用いた薬品沈殿の工程。

